因数分解とは?

そもそも因数分解とは、どういうものなのかという所から解説していきます。

因数分解は、ものすごく簡単に言うと式を変形することです。なにかを計算して答えを導くようなものではなく、数式を別の形に変える方法のこと。もう少し具体的に言えば、数字や文字で構成されている足し算や引き算の式を掛け算の式に変形することです。

言葉だけではイメージがつかめないと思いますので、実際に因数分解をおこなった具体例をご紹介します。

2x+xy x(2+y)
x2+6x+8 (x+2)(x+4)
x2-16 (x+4)(x-4)

上記の例を見てもらえば、足し算や引き算の式がカッコを使った掛け算の形に変わっていることがわかるかと思います。現段階では因数分解はこのようなものという感じで見てもらえばいいです。

どうして因数分解が必要なのか?

因数分解はどうして覚える必要があるのか?という疑問もよく聞きます。答えを出すためではなく式を変形することと聞けばなおさら疑問に感じると思います。

実は、因数分解だけではほとんど意味はありません。式の形を変えているだけなので。

では、なぜ因数分解を覚える必要があるのかと言うと、今後習う計算の過程で使うために必要になるからです。

具体的に言えば、中学で使うことになるのは二次方程式を解く過程で使いますし、高校でも使う場面がでてきます。なので、早いうちに因数分解をマスターしておかないと後々苦労してしまうことになります。

式の展開の逆

因数分解を習う前に、式の展開というものを習ったと思います。

式の展開は分配法則を使ってカッコをはずして式を変形するものでした。つまり式の展開は、掛け算の式を足し算や引き算の式に変形することと言い換えることもできます。

x(2+y) 2x+xy
(x+2)(x+4) x2+6x+8
(x+4)(x-4) x2-16

上記は式の展開の例ですが、実は式の展開は因数分解とまったく反対のことです。掛け算を足し算や引き算に変形するのが式の展開、足し算や引き算を掛け算に変形するのが因数分解になります。